HCR-7104 と HEM-7120 の解説まとめ。選ぶならどっちにした方がいいのかを解説
作成日時: 2020-07-09 21:04:10、更新日時: 2021-10-20 19:04:03
「HCR-7104」と「HEM-7120」どちらを選ぶべきかについて検証してみました。それぞれの違いや差についても評価・検証。どっちの血圧計にした方がいいか迷っている人におすすめする記事です。
HCR-7104 | HEM-7120 | |||
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総合評価: |
(総合: 191位) |
(総合: 205位) | ||
サイズ | ![]() 横:153mm、縦:105mm、幅:87mm | ![]() 横:129mm、縦:103mm、幅:80mm | ||
重量 | ![]() 310g | ![]() 250g | ||
計測できる手首の最大周長 | ![]() 320mm | ![]() 320mm | ||
計測できる最大腕周 | ![]() 320mm | ![]() 320mm | ||
計測できる最小腕周 | ![]() 220mm | ![]() 220mm | ||
HCR-7104は、310gの本体重量であり、AC電源に対応しています。また、計測方式はカフ式であり、手首の最大周長は320mm、腕周り計測が可能です。最大対応腕周は320mm、最小対応腕周は220mmとなっており、平均値表示機能や体動センサー、脈間隔分析機能が搭載されています。計測結果記録可能回数も60回と多く、高度な機能を持つ血圧計と言えます。
HEM-7120は、250gの本体重量を持ち、カフ式で計測しています。手首の最大周長は320mmで腕周り計測が可能です。最大対応腕周は320mm、最小対応腕周は220mmとなっており、体動センサーや脈間隔分析機能も搭載されています。一方、計測結果記録可能回数は1回となっており、機能に制限があるため、より簡易的な使用方法を求める方に適しています。
どちらの血圧計も手首や腕周りの計測に対応しており、体動センサーや脈間隔分析機能が搭載されています。しかし、HCR-7104はより多くの機能を持ち、計測結果の記録可能回数も多いため、より高度な血圧計と言えます。一方、HEM-7120はよりシンプルな使用方法を求める方に適しています。結論として、使用目的に応じて選択することをおすすめします。
「HCR-7104」と「HEM-7120」を徹底比較する
測定結果について「HCR-7104」と「HEM-7120」を比較
体動センサーについて
体動センサーを搭載している血圧計は計測エラーを予防できる点で使い勝手が良いです。特に測定中の身体の動きによる脈拍の乱れを検知し、正確な数値を計測するのに最適です。
HCR-7104もHEM-7120も体動センサーを搭載している血圧計です。そのため体が動いたことを知ることができる点で優れています。どちらも測定中体を動かしてしまい正しく計測できないなど誤計測防止するのにオススメです。
脈間隔の分析機能について
脈間隔分析機能を搭載している血圧計は血圧だけでなく心拍数の異常を察知できる点で優れています。例えば自律神経機能を把握するといったような場合に最適です。
HCR-7104もHEM-7120も脈間隔分析機能を搭載している血圧計です。そのため心拍数の変化を分析して体の異常をすぐに察知できる点で優れています。どちらも脈の間隔の変動を正確に測定できるので不整脈の診断に活用するのに向いています。
計測結果を保存しておける回数について
計測結果を保存しておける回数が多い血圧計は過去の体調と比較できる点で優れています。特に日々の健康管理を徹底するといったような場合に向いています。
計測結果を保存しておける回数について比較するとHEM-7120は1回であるのに対してHCR-7104は60回です。59回もの差があります。計測結果を保存しておける回数についてはHCR-7104はHEM-7120と比較してとても多いです。計測結果を記録しておける回数の多さランキングで比べると278製品の中でHCR-7104は206位でHEM-7120は275位なので血圧計の中では差はかなり大きいと言えます。
長期間の記録を比較できる点でHCR-7104の方がHEM-7120よりも秀でています。HCR-7104は数ヶ月過去の記録も確認する事ができ血圧の傾向をより正確に把握するのに非常におすすめです。実際に利用する上で、計測結果を保存しておける回数を考えるとHCR-7104はHEM-7120よりもはるかに優れています。そのためHEM-7120と比べてHCR-7104を選ぶ一つの大きな特徴となるでしょう。
計測方法について「HCR-7104」と「HEM-7120」を比較
計測できる手首の最大周長について
計測できる手首の最大周長が長い血圧計は太くガッチリしたタイプの手首にも柔軟に対応できる点で秀でています。例えば手首まわりが太く普通の血圧計では測りにくい人が計測するといったような場合で役立ちます。
計測できる手首の最大周長についてHCR-7104とHEM-7120を比べるとHCR-7104は320mmでHEM-7120は320mmです。HEM-7120もHCR-7104も計測できる手首の最大周長は同程度です。太い手首への対応度ランキングで見てみると100製品中HCR-7104は16位でHEM-7120は18位です。ほとんど差は無いと言えます。
実用上の違いは無いです。別の観点を見て選ぶことをお勧めします。
腕周りでの計測について
腕周りで計測できる血圧計は正しい姿勢で測定できる点で使い勝手が良いです。特により正確に血圧の数値を測定するのに最適です。
HCR-7104もHEM-7120も腕周りで計測できる血圧計です。そのため正確な血圧を測定できる点で使い勝手が良いです。どちらも一般的な血圧計で病院などで使用され、比較的正確に計測するのにおすすめです。
計測できる最大腕周について
例えば筋肉質な男性でも問題なく測定するといったケースで役立ちます。
計測できる最大腕周を比べるとHCR-7104は320mmでHEM-7120は320mmです。HEM-7120もHCR-7104も計測できる最大腕周の差はほとんど無いと言えます。太い腕周りへの対応度ランキングで見てみると151製品中HCR-7104は88位でHEM-7120は95位です。ほとんど差は無いと言えます。
体感上の違いはありません。他の視点で比べた方がいいでしょう。
計測できる最小腕周について
計測できる最小腕周が短い血圧計は子供や細い腕の人でも測定できる点で使い勝手が良いです。特に腕の細い子供や大人を測定するようなケースで役立ちます。
計測できる最小腕周についてHEM-7120とHCR-7104で比較するとHEM-7120は220mmでHCR-7104は220mmです。HEM-7120もHCR-7104も計測できる最小腕周は同じくらいです。細い腕周りへの対応度ランキングで見てみると148製品中HCR-7104は102位でHEM-7120は111位です。ほとんど差は無いと言えます。
感覚的にわかるほどの差は無いです。他の角度で比較した方が良さそうです。
デザインについて「HCR-7104」と「HEM-7120」を比較
サイズについて
サイズが小さい血圧計は往診する医療関係者の荷物を軽減できる点で使い勝手が良いです。例えばスペースを取らずに設置するといったケースに最適です。
サイズをHCR-7104とHEM-7120で比較するとHCR-7104は横:153mm、縦:105mm、幅:87mmでHEM-7120は横:129mm、縦:103mm、幅:80mmです。HCR-7104と比べてHEM-7120は多少小さいです。コンパクトさランキングで比較すると全279製品のなかでHEM-7120は149位でHCR-7104は186位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。
HEM-7120は外出時や、旅行など、何処へでも持ち運びができる点でHCR-7104よりもどちらかといえば良いといえなくもないでしょう。しかしながら旅行に行くときに持参する場合でも感覚的にわかるほどの差はほぼ無いと思われます。あえて選ぶならHEM-7120の方がHCR-7104より良いですが、ほとんどの場合別の視点を見て選んだ方が良いでしょう。
重量について
重量が軽い血圧計は容易に持ち運びできる点で使い勝手が良いです。特に持ち運びがしやすいため、家中どこででも計測するといったようなケースに適しています。
重さについてHCR-7104とHEM-7120を比べるとHCR-7104は310gなのに対してHEM-7120は250gです。60gの違いがあります。HEM-7120の方がHCR-7104よりも比較的軽いです。軽量さランキングで比較すると全282製品のなかでHEM-7120は127位でHCR-7104は174位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。
ちょっとしたお出掛け、旅行などに気軽に持ち運ぶ事ができる点でHCR-7104よりHEM-7120の方がよいです。HEM-7120は手軽に持ち運びができ好きな時に好きな場所で使用するのに多少向いています。実際に利用するときの重さという点を考えるとHEM-7120はHCR-7104よりもやや良いです。従ってHCR-7104よりHEM-7120を選ぶ一つの理由になります。
「HCR-7104」と「HEM-7120」の違いを表で比較する
HCR-7104 | HEM-7120 | |||
![]() | ![]() | |||
デザイン | ||||
サイズ | 横:153mm、縦:105mm、幅:87mm | 横:129mm、縦:103mm、幅:80mm | ||
重量 | 310g | 250g | ||
AC電源が使えるかどうか | ○ | - | ||
計測方法 | ||||
計測方式 | カフ式 | カフ式 | ||
計測できる手首の最大周長 | 320mm | 320mm | ||
腕周りで計測できるかどうか | ○ | ○ | ||
計測できる最大腕周 | 320mm | 320mm | ||
計測できる最小腕周 | 220mm | 220mm | ||
測定結果 | ||||
平均値を表示できるかどうか | ○ | - | ||
体動センサーを搭載しているかどうか | ○ | ○ | ||
脈間隔分析機能を搭載しているかどうか | ○ | ○ | ||
計測結果を保存しておける回数 | 60回 | 1回 | ||
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